カフェの多い街で最近特に人気の清澄白河。
アメリカで人気の「ブルーボトルコーヒー」の日本1号店があるのも有名です。
歩いていると色々なCAFEがあります。
どこもおしゃれ。リノベーションしている所も多いです。
こんなおしゃれな街に松尾芭蕉のゆかりの地があるんです。
銅像を見に行ってみましょう!!
江東区芭蕉記念館
住所:東京都江東区常盤1-6-3
アクセス
都営新宿線・都営大江戸線 「森下駅」 A1出口 徒歩7分
東京メトロ 半蔵門線・大江戸線 A1出口 徒歩9分
TEL:03-3631-1448
開館時間:展示室 9:30~17:30(入館16:30まで)
休館日:第2・第4月曜日(祝日の場合は翌日休館日)
年末年始(12月29日~1月3日)
1月2・3日は正月特別会館 展示室のみ開館
誰もが学校で名前を聞いたことのある
「松尾芭蕉」
何十年経っていても頭に残っている句もあります。
松尾芭蕉ゆかりの地が江東区にあるので散歩しながら巡ってみました。
松尾芭蕉は1644年 伊賀国上野赤坂(現在の三重県伊賀市)生まれ。
本名 松尾宗房
「芭蕉」は俳号(俳句をつくる時の名前)
まずは、松尾芭蕉のことが分かる記念館へ


入り口を入ると
右の受付で 観覧料を支払います。
チケットには芭蕉の俳句が書かれていました。


パンフレットをもらい、2階、3階が観覧場所です。
車いす用の階段昇降機もありました。
代表作の「奥の細道」これは紀行文です。俳句が多く記されているので俳句集と思われる事も多いです。(50句読んでます)
(1689年5月16日(元禄2年3月27日)に弟子の河合曾良と出発しました。
46歳の時です。
9月の初めにはもう岐阜県の大垣に到着していました。(150日)
この地図を見ると移動距離がスゴイことがわかります。
2400キロ(600里)1日に50キロ歩いたとも言われています。
電車も車もない時代に自分の足だけで、しかも道も舗装されていない山道を歩いて行ったことでしょう。
1日に1万歩も歩かない現代の私には到底想像もつかないはなしです。
これは
「八日、月山に登ル。木綿しめ身に引かけ、宝冠に頭を包、強力と云ものに道びかれて、雲霧山気の中に・・・」とある「木綿しめ」です。
首から下げて使用します。
真ん中の地図は芭蕉が旅した経路です。
「野ざらし紀行」
貞享元年8月深川から門人の千里と出発し貞享2年4月まで9ヶ月の旅
大垣の木因に招かれての旅ですが、前年に母が亡くなっていたので帰郷の旅でもありました。
「鹿島紀行」
貞享4年8月門人の曾良と宗波を伴い深川から「常陸鹿島の月を見よう」と出発。
深川の臨川庵で交流のあった仏頂禅師をたずねました。
「笈の小文」
貞享4年10月江戸を出発し貞享5年3月までの旅です。
伊勢、奈良、京都、明石など、歌枕を訪ねる旅でした。
この旅の後は岐阜に逗留していました。
「更科紀行」
貞享5年8月、門人の越人を伴い岐阜を出発。
信州更科に中秋の名月を見にいきました。
その後、善行寺で参詣し、碓氷峠を経て江戸に戻ってきました。
4泊5日の旅でかなり厳しい道中でした。
そしてこの翌年「奥の細道」の旅に出たのです。
どんだけ歩いているのか・・・
こんだけ動いていたら現代病の「メタボ」とは無縁ですね。
他にこんなかわいらしい展示品も


江戸の俳句師と俳句です。
立体的な人形が細かい所まで丁寧につくられていました。
右の写真は読まれている俳句です。
芭蕉稲荷神社
江東区松尾芭蕉記念館を出てずっと真っ直ぐで右に曲がります。
こんな案内があるので分かりやすいです。
すぐに到着!
芭蕉の住んだ芭蕉庵があったとされています。
1680年37歳の時にこの土地に移り住みなくなる51歳までここから旅に出ていました。
大正6年高潮災害の石造の蛙が発見され大正10年に旧跡に指定されました。
芭蕉庵史跡展望庭園
左に曲がってすぐです
この階段をのぼって行きます。
ここかな?と不安に思いながら上がっていくと・・・
視線の先には清洲橋。
只今塗装工事中でシートがかかっていました。
でも、青い空のおかげでめちゃくちゃキレイで気持ち良かったです。
この銅像は珍しい仕掛けが・・・
夕方5時になると動いて22時までライトアップされています。
残念な事にこの庭園は16時半までしか開いていないので近くで動く姿を見ることはできません。
公園下の遊歩道で見れます。
松尾芭蕉の銅像
ちょっと歩いて松尾芭蕉の銅像へ!
道を歩いていたら・・
「えっ!!ここ⁉」っていうくらい突然現れました。
ここから奥の細道の旅の始まりです。
出発前に身支度を整え、一息ついている所でしょうか。
厳しい表情に見えます。
元職人曰く、銅像の手入れがしていないようでもったいない・・。
この建物は「採茶庵」と言われ芭蕉の門人の杉山杉風の別荘です。
曾良と船にのり千住に行き旅のスタートです。
芭蕉俳句の散歩道
松尾芭蕉の銅像のすぐ横には仙台堀川が流れていて清澄橋まで川沿いに
「芭蕉俳句の散歩道」があります。
四季折々の景色と俳句を愉しみながら散歩するにはとても良い場所です。
カレーの美味しいカフェ「PORTMANS CAFE」
住所:東京都江東区清澄2-9-14ダイアパレス清澄公園101
アクセス:東京メトロ 半蔵門線・都営大江戸線 清澄白河駅
B1・A3出口 約徒歩5分
TEL:03‐3641‐1051
営業時間:火曜~金曜 11:00~19:00(L.O 18:30)
土曜 10:00~19:00 (L.O 18:30)
ランチ 11:30~14:00
定休日:月曜日・日曜日・祝日
イベントや貸切があるのでホームページで確認してください。
PORTMANS CAFE|OFFICIAL WEB SITE
お腹が空いてきたので美味しいカレーが食べたくなりました。
このCAFEは築30年のビルをセルフ・リノベーションしたお店です。
入って目に飛び込んで来るのはリラックスできそうなゴージャスなソファとアンティーク調の家具。
テーブルに埋め込んであるタイルも気になりました。
食べたかったのがこのカレー
具材はほとんど溶け込んだ感じのカレーです。
上にお肉が3切れのってます。
フルーツの甘さかな?甘口のカレーです。
辛いのが苦手な人には最高です。
時間によっては食べれないので注意してください。
(CAFEのみの時間がありました)
私が行ったときはランチあとCAFE TIME があって15時からカレーが食べれました。
芭蕉のようにたくさんは歩けませんが芭蕉ゆかりの地を巡りながらCAFEの散策もできる街です。天気のいい日にどうぞ。